皆さんは長時間のPC作業で腕や肩が疲れた経験はありませんか?私もそんな悩みを抱えていた一人です。
デスクワークが増え、毎日何時間もマウスを動かす生活。そんな中で出会ったのが、ロジクールのトラックボールマウス「ERGO M575」でした。
今回は、このERGO M575を1年間使い込んだ経験から、その魅力と注意点をお伝えします。トラックボールマウス初心者の方や、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ブログ記事のほうが詳細を解説していますが、以下のYouTube動画でも紹介しています。
◆Logicool ERGO M575
\操作も簡単トラックボールデビューに最適!/
- 初心者でも使いやすい!ERGO M575の基本スペックと特徴
- 驚きの快適さ!1年間使い続けて分かったERGO M575の感想
- ロジクール ERGO M575のトラックボール
- メリット:使って良かったと感じた点
- デメリット:気になった点や改善点
- こんな人におすすめ:ERGO M575の適した使用者像
- 上位モデルMX ERGOとの比較
- ERGO M575のセットアップ方法:初心者でも簡単な接続手順
- ロジクール製品をカスタマイズする「Logi Options+」ソフトの特徴
- ERGO M575のクリーニング方法:性能を維持するコツ
- ERGO M575のカスタマイズ:作業効率を上げる設定のコツ
- ERGO M575のトラブルシューティング:よくある問題と解決方法
- ロジクール、静音トラックボール新モデル発表!
- まとめ:ERGO M575は買いなのか?
初心者でも使いやすい!ERGO M575の基本スペックと特徴
まずは、ERGO M575の基本的な特徴と仕様を見ていきましょう。
・接続方法:USB受信機(Unifying)またはBluetooth
・対応OS:Windows、macOS、iPadOS
・電源:単3電池1本(最大24ヶ月使用可能)
・ボタン数:5個(左右クリック、戻る/進む、スクロールホイール)
・カラー:オフホワイト、グラファイト、ブラック
・サイズ:約48×134×89mm
・重量:約145g(電池含む)
ERGO M575の最大の特徴は、親指で操作する34mmの大型トラックボール。このボールを転がすことでカーソルを動かします。人間工学に基づいた設計で、手のひらにフィットする形状になっているのも魅力です。
また、ロジクール独自のUnifying接続に対応しているので、他のロジクール製品と1つの受信機で接続できるのも便利ですね。
驚きの快適さ!1年間使い続けて分かったERGO M575の感想
実際に1年間使ってみて、最初に感じたのは「なんでもっと早く買わなかったんだろう」という後悔です。それほど、従来のマウスとは作業感が違いました。
最初の1〜2週間は、確かに操作に慣れるまで少し時間がかかりました。特に細かい作業では、思うようにカーソルを動かせずイライラすることも。でも、慣れてくると驚くほど快適になります。
なれるかどうか不安な方は以下の記事を参考にすると簡単に使いこなすことができます↓
大きな画面でも、ボールを軽くはじくだけで画面の端から端まですぐに移動できる。これが本当に便利で、作業効率が格段に上がりました。
そして何より、腕や肩の疲労が明らかに減ったんです。長時間作業しても、以前のようなだるさや痛みを感じなくなりました。
◆Logicool ERGO M575
\操作も簡単トラックボールデビューに最適!/
ロジクール ERGO M575のトラックボール
なぜこのトラックボールが使いやすいの?
- ボールがスムーズに動く: ボールの中身が工夫されていて、するすると気持ちよく動きます。
- 正確に動かせる: ボールをちょっと動かすだけで、ピタッと画面のポインターが動きます。
- 手が疲れにくい: マウス全体を動かす代わりに、親指だけを使えばOKなので、手が疲れにくいです。
ロジクール ERGO M575は、シンプルで使いやすいのに、高性能なマウスです。パソコン作業をもっと快適にしたい方は、ぜひ試してみてください。
メリット:使って良かったと感じた点
1年間使ってみて、特に良かったと感じた点を5つ挙げてみます。
1) 腕や肩の疲労軽減
何と言ってもこれが一番のメリット。マウス本体を動かす必要がないので、腕や肩への負担が大幅に減ります。長時間作業する人にとっては、健康面でも大きなプラスになるでしょう。
2) 省スペース
マウスパッドすら必要ありません。動かす必要性がないので狭いデスクでも快適に使え、作業スペースを有効活用できます。
3) 高い操作性
慣れれば、大きな画面でもストレスなくカーソル操作ができます。特にデュアルディスプレイ環境では、その快適さが際立ちます。
4) カスタマイズ性
ロジクールの専用ソフト「Logi Options+」を使えば、ボタンの機能をカスタマイズできます。自分の作業スタイルに合わせて設定できるので、さらに効率アップが図れます。※この使い方は後ほど詳しく解説していきます。
5) 長いバッテリー(最大2年!)
単3電池1本で最大24ヶ月も使えるので、電池交換の手間がほとんどありません。1年使っても、まだ電池交換の必要がないのは驚きです。
◆Logicool ERGO M575
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デメリット:気になった点や改善点
完璧じゃない?ERGO M575の3つの注意点
もちろん、良いことばかりではありません。気になった点や改善してほしい点もいくつかあります。
1) 操作に慣れるまでの時間
前述の通り、最初の3日間は操作に慣れるのに苦労します。特に細かい作業では、従来のマウスの方が正確に操作できる場面もあります。根気強く使い続ける必要があります。慣れるポイントはカーソル速度の調整を遅くする事だと感じました。
2) 定期的なメンテナンスが必要
2週間に1回程度、ボールを取り外して清掃する必要があります。ボールと接触する部分にホコリがたまると、滑らかさが失われてしまうんです。
ただ、ボールの取り外しは簡単にできるので、それほど面倒ではありません。
3) 傾斜角度の調整ができない
手首の角度によっては、もう少し傾斜があった方が使いやすいと感じる場合があります。上位モデルの「MX ERGO」には傾斜調整機能がありますが、ERGO M575にはありません。
こんな人におすすめ:ERGO M575の適した使用者像
トラックボールデビューならERGO M575!おすすめな5つの使用者像
ERGO M575は、以下のような人におすすめです。
1) トラックボールマウス初心者
エントリーモデルとして手頃な価格で、基本的な機能を備えています。トラックボールに興味はあるけど、高価なモデルはちょっと…という人にぴったりです。
2) デスクスペースに余裕がない人
マウスパッドすら必要ないので、狭いデスクでも快適に使えます。
3) 長時間のPC作業をする人
腕や肩の疲労軽減効果が高いので、デスクワークが多い人におすすめです。
4) マルチディスプレイ環境で作業する人
画面の端から端までスムーズに移動できるので、複数のディスプレイを使う環境で真価を発揮します。
5) デザイン重視の人
特にオフホワイトモデルは、スタイリッシュなデザインが魅力。デスク周りをおしゃれに演出したい人にもおすすめです。
◆Logicool ERGO M575
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上位モデルMX ERGOとの比較
ERGO M575とMX ERGO、どっちを選ぶ?機能と価格を徹底比較します。
M575 | MX ERGO | |
---|---|---|
定価 | ¥7,400 | ¥17,500 |
対応OS | Windows、Mac、iPad | Windows、Mac、iPad |
マウス本体サイズ (横x奥行x高さ)mm | 100 x 134 x 48 | 61.7 x 112.8 x 38.4 |
センサー方式 | オプティカル | アドバンスオプティカル |
電池寿命 | 24ヶ月(単三形乾電池 x 1) | 4ヶ月(内蔵充電式リチウムポリマー電池) |
マウス重量(g) *電池含む | 145 | 164 |
総ボタン数 (チルト機能含む) | 5 | 8 |
チルト機能 | 無 | 有 |
その他の機能・特徴 | 傾斜角度が付いたスクロールホイールで指を自然な位置にホールド 2000DPIの精度でトラッキング | 傾斜角度を調節可能(0°or20°) 急速充電(1分で約8時間)使用可能 Easy Swichボタン・Flow対応 |
接続方法 | 無線アドバンス2.4GHz Unifying-USB、Bluetooth | 無線アドバンス2.4GHz Unifying-USB、Bluetooth |
機能面ではMX ERGOの方が優れていますが、価格は2倍以上の開きがあります。初めてトラックボールマウスを使う人なら、まずはERGO M575で十分でしょう。慣れてきて、さらに高機能なものが欲しくなったら、MX ERGOへのステップアップを検討するのがおすすめです。
ERGO M575のセットアップ方法:初心者でも簡単な接続手順
ERGO M575を購入したものの、セットアップ方法が分からないという方も多いかもしれません。実は、接続はとても簡単です。
- 電池を入れる:背面の電池カバーを開け、付属の単3電池を入れます。
- 電源を入れる:底面の電源スイッチをONにします。
- 接続方法を選ぶ
- USB受信機を使う場合:付属のUnifying受信機をPCのUSBポートに差し込みます。
- Bluetoothを使う場合:底面のスイッチをBluetoothに切り替え、PCのBluetooth設定から「ERGO M575」を選択します。
- ドライバーのインストール:PCが自動的にドライバーをインストールします。
これで基本的なセットアップは完了です。より詳細な設定を行いたい場合は、ロジクールの公式サイトから「Logi Options+」ソフトウェアをダウンロードしてインストールしましょう。
ロジクール製品をカスタマイズする「Logi Options+」ソフトの特徴
ロジクールのマウスやキーボード用の無料ソフト「Logi Options+」の主な特徴を紹介します。
- ボタンのカスタマイズ
- マウスの各ボタンに好きな機能を割り当てられます
- 作業効率が大幅に向上します
- ファームウェア更新
- 対応デバイスを最新の状態に保てます
- 使いやすいデザイン
- シンプルなUIで初心者でも簡単に操作できます
- ビジネス用途に適しています
- 幅広いOS対応
- Windows、Mac、iPadOS、ChromeOSなど、多くの環境で使えます
ロジクール製品を最大限に活用したい方には、ぜひお試しいただきたいソフトです。
ERGO M575のクリーニング方法:性能を維持するコツ
トラックボールマウスの性能を維持するには、定期的なクリーニングが欠かせません。ERGO M575は以下の手順で簡単にクリーニングできます。
2週間に1回程度のクリーニングで、スムーズな操作感を維持できます。
◆Logicool ERGO M575
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ERGO M575のカスタマイズ:作業効率を上げる設定のコツ
ERGO M575は、「Logi Options+」ソフトウェアを使ってカスタマイズすることで、さらに使いやすくなります。
- ポインター速度の調整:トラックボールの感度を自分好みに設定できます。
- ボタン機能のカスタマイズ:各ボタンに好きな機能を割り当てられます。例えば:
- 戻る/進むボタン:コピー&ペースト
- スクロールホイールのチルト:デスクトップの切り替え
- アプリケーション別の設定:使用するソフトウェアごとに異なる設定を保存できます。
これらの設定を自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズすることで、作業効率が大幅に向上します。私自身は良くつかうコピー&ペーストを割り振っています。
ERGO M575のトラブルシューティング:よくある問題と解決方法
使用中に問題が発生した場合、以下の対処法を試してみてください。
- カーソルが動かない
- 電池残量を確認し、必要に応じて交換する
- 接続(USB受信機またはBluetooth)を確認する
- ボールとセンサー部分をクリーニングする
- スクロールが滑らか動かない
- スクロールホイールをクリーニングする
- 「Logi Options+」でスクロール設定を確認する
- ボタンが反応しない
- 「Logi Options+」でボタン設定を確認する
- PCを再起動する
- Bluetooth接続が不安定
- PCのBluetoothドライバーを更新する
- USB受信機での接続に切り替えてみる
これらの対処法で解決しない場合は、ロジクールのサポートに問い合わせることをおすすめします。
ロジクール、静音トラックボール新モデル発表!
2024年8月、ロジクールが、人気トラックボール「M575」と「MX ERGO」の後継モデルを発表しました。新モデルは、クリック音が80%小さくなった静音スイッチを搭載し、長時間使用でも快適な操作を実現。BluetoothやUSBレシーバーに対応しており、パソコンとの接続もスムーズです。
主な特徴
- 静音クリック: 長時間作業でも周囲を気にせず使用可能
- 多機能: マクロ登録やチルト機能など、豊富な機能を搭載
- 長時間バッテリー: 数ヶ月間のバッテリー駆動を実現
- 快適な操作性: 人間工学に基づいた設計で、長時間使用でも疲れにくい
ラインナップ
- M575SP: 5ボタン、単三電池1本、最大18ヶ月駆動
- MX ERGO S: 8ボタン、内蔵バッテリー、急速充電対応、最大120日駆動
発売日と価格
- M575SP: 9月19日発売
- MX ERGO S: 9月24日発売
- 価格はオープン価格
まとめ:ERGO M575は買いなのか?
【結論:ERGO M575は初心者におすすめのトラックボールマウス】
1年間使ってみた結果、ERGO M575は初心者向けトラックボールマウスとして非常におすすめできる製品だと感じました。
特に、
・腕や肩の疲労軽減効果が高い
・狭いデスクでも快適に使える
・長時間の作業でも疲れにくい
・バッテリー寿命が長い
といった点が魅力です。
確かに、操作に慣れるまでには少し時間がかかります。でも、慣れてしまえばその快適さは格別。もう普通のマウスには戻れないと感じるほどです。
価格も1万円を切る手頃な設定なので、トラックボールマウスに興味がある人は、まずERGO M575から始めてみるのがおすすめです。腕や肩の疲労に悩んでいる人、作業効率を上げたい人は、ぜひ一度試してみてください。きっと新しい快適さに出会えるはずです。
最後に、私からのアドバイスを一つ。購入を決めたら、最低でも2週間は使い続けてみてください。最初は違和感を感じるかもしれませんが、慣れてくると本当に快適になります。根気強く使い続けることで、きっとあなたも「もっと早く買えばよかった」と感じる日が来るはずです。
トラックボールマウスの世界へようこそ。新しい快適さとの出会いが、あなたの作業環境を大きく変えてくれることを願っています。
◆Logicool ERGO M575
\操作も簡単トラックボールデビューに最適!/
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