MacBook Air M4を使い始めてすぐ、ある不便に気づきました。USB-Cポートが、たった2つしかないのです。
電源、外付けSSD、モニター……つなぎたいものが増えるたびに、ポートの奪い合いが始まります。毎日ケーブルを抜き差しするだけで、地味に時間と気力を使っていました。同じ悩みを抱えている方も、きっと多いのではないでしょうか。

そんな時に出会ったのが、CalDigit TS5です。最新規格のThunderbolt 5に対応したドッキングステーションで、最初は「今のMacBook Airには高性能すぎるかも」とも思いました。
それでも、将来のモニター増設やMacBook Proへの買い替えまで考えると話は変わります。「長く使える1台」を選ぶほうが、あとで後悔しにくいと判断しました。
この記事では、1週間以上使って分かったTS5のリアルな使用感と、上位モデルTS5 Plusとの違いをまとめます。「結局どっちを選べばいいの?」と迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。
先に結論をお伝えします。
- MacBook Airなど、Thunderbolt 4のMacで使うならTS5で十分と感じました
- USB-Cのみの機器でも使いたいなら、対応しているのはTS5だけです
- ポート数、10GbE、高い給電能力を重視するならTS5 Plusが向いています
- どちらも使うにはmacOS 15以降が必要です(公式情報)
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。掲載価格は2026年2月15日時点のもので、仕様や価格は変更される場合があります。
\ケーブル1本でデスクが整う!長く使いたい人向けの1台/
\ポート数と給電能力を重視する人に/
- Thunderbolt 5ドックはMacBook Airで使える?下位互換性をやさしく解説
- CalDigit TS5の開封レビュー|付属品・質感・サイズ感をチェック
- CalDigit TS5のポート構成|15ポートをMacBook Air M4で使ってみた
- CalDigit TS5とTS5 Plusの違い|比較表で自分に合うモデルを選ぶ
- CalDigit TS5の転送速度と安定性|Thunderbolt 4環境でテスト
- CalDigit TS5の対応機種とOS条件|購入前に確認したいポイント
- CalDigit TS5の購入前の注意点|互換性と失敗しないチェックポイント
- 安価なドックとCalDigit TS5の違い|使って気づいた3つのこと
- CalDigit TS5のデメリット|購入前に知っておきたい正直な評価
- CalDigit TS5のよくある質問|Q&Aで疑問を解消
- まとめ|CalDigit TS5は今と将来をつなぐ賢い選択
- 【企業情報】CalDigitはどんな会社?信頼できるメーカーか解説
Thunderbolt 5ドックはMacBook Airで使える?下位互換性をやさしく解説

Thunderbolt 5は、Thunderbolt 4(40Gbps)の2倍の帯域を持つ次世代規格です。インテルの公式サイトでは、次のように説明されています。
最大 80Gbps の双方向帯域幅 (前世代と比較して 2 倍)
出典:インテル Thunderbolt™ テクノロジー
映像の負荷が高いときは、Bandwidth Boostという仕組みで最大120Gbpsまで帯域が広がります。8K動画の編集や大容量データのやり取りも、余裕をもって扱える規格です。

「でも、うちはThunderbolt 4のMacBook Airだから、宝の持ち腐れでは?」そう思う気持ちはよく分かります。ですが、心配はいりません。
Thunderboltには下位互換性があります。Thunderbolt 5のドックにThunderbolt 4のパソコンをつないでも、問題なく動作します。速度はパソコン側の上限である40Gbpsになります。
イメージは、高速道路(Thunderbolt 5)を時速100kmの車(Thunderbolt 4)で走るようなものです。制限速度の範囲で、しっかり走れます。
それよりも大事なのは、ドック自体が持つ「ポートの多さ」と「給電能力」です。TS5のホストポートは、最大140Wの給電に対応しています。
公式情報では、16インチMacBook Pro(M4 Pro/M4 Max)のように140Wが必要なノートPCにも対応するとされています。将来の買い替えにも備えられるのは、大きな安心材料です。

「Proに買い替えても、このドックはそのまま使い続けられる」——この安心感こそ、私がTS5を選んだ一番の理由です。
CalDigit TS5の開封レビュー|付属品・質感・サイズ感をチェック




箱を開けて最初に目を引くのは、スペースグレイのアルミユニボディです。MacBook Airの隣に置くと、純正アクセサリーのように自然になじみます。
手に取ると、ずっしりと重みがあります(0.64kg)。安っぽさはまったくなく、「ちゃんとしたものを買った」という満足感がありました。

付属品を順番に確認していきましょう。
しっかりとした編み込み加工で、高級感も十分。毎日抜き差ししても安心感があります。
本体よりは大きいブリック型です。デスク下やサイドに置くのがおすすめです。
日本版は国内規格に対応しています。追加で変換アダプターを用意する必要はありません。
本体に取り付けて、縦置き・横置きのどちらでもズレにくくできます。設置スタイルを選べるのが嬉しい点です。
| 付属品名 | 詳細 |
|---|---|
| Thunderbolt 5編組ケーブル(1.0m) | 編み込み加工で、高級感があります。 |
| 240W電源アダプター | ブリック型なので、デスク下やサイドに設置するのがベストです。 |
| 電源コード | 日本版は国内規格に対応。そのままコンセントに挿せます。 |
| ゴム足 x 2 | 縦置き・横置きの設置時に使います。滑りにくく、安定感が増します。 |






実際に机へ置いてみて驚いたのが、縦置きにしたときの設置面積の小ささです。高さ141mm、幅42mmのスリムなボディなので、MacBook Airの横に並べても圧迫感がありません。

縦置きでも横置きでも使えるので、好みやデスクの空きスペースに合わせて選べます。地味ですが、嬉しいポイントです。
CalDigit TS5のポート構成|15ポートをMacBook Air M4で使ってみた

TS5には、合計15個のポートが搭載されています。「数が多いだけで、使わないポートもあるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
そこでここからは、MacBook Air M4と組み合わせた実際の使用シーンをもとに、ポートごとの役割を解説します。
前面ポート|SD・USB-C・ヘッドセットを手元で使える

本体の前面には、頻繁に抜き差しするポートがまとまっています。
カメラを使う方に嬉しいポートです。UHS-II対応なので、大きなRAWデータの取り込みも快適です。
ドローンやGoProのデータは、ここに直接挿せるので変換アダプターが不要です。撮影後すぐに取り込めます。
最大20W給電に対応しています。iPhoneなどを充電しながら、データ同期も同時にこなせます。
ワイヤレスマウスのレシーバーなど、挿しっぱなしにしておく機器に向いています。
オンライン会議のヘッドセットを気軽に抜き差しできます。在宅ワークの身には、地味に大きなメリットです。
背面ポート|Thunderbolt 5と有線LANで拡張性を支える

背面には、拡張性を支えるポートがずらりと並んでいます。
主な背面ポート構成(TS5 )
最上位規格のThunderbolt 5を4ポート搭載しています。高速データ転送に加えて、給電と映像出力も担う次世代のポートです。
-
▶
1つ:コンピューター接続用
最大 140W給電に対応。ホストPCへの接続に使います。 -
▶
3つ:ダウンストリーム
周辺機器接続用。各ポート 15W給電に対応します。
10Gb/sの転送速度を持つUSB-Cポートです。外付けSSDや高速ストレージとの接続に向いています。
Type-A形状で、10Gb/s転送に対応しています。手持ちのUSB-A機器をそのままつなげるので、変換アダプターは不要です。
キーボードやマウスなど、常時接続する低速機器に最適です。高速ポートをほかの用途に空けておけます。
標準的なギガビットの2.5倍の速度を持つ有線LANです。大容量ファイルの転送やオンライン会議でも、安定した通信が期待できます。
TS5にはDisplayPortやHDMIの端子はありません。モニターは、空いているThunderbolt 5ポートに接続します。HDMIなどの機器は、変換アダプター(別売)でつなげます。
背面には、マイク入力とヘッドフォン出力が独立した2系統あります。前面のコンボジャックと合わせて、用途に応じて使い分けられます。
本体への電力供給端子です。付属の電源アダプターをつなぐことで、すべてのポートを同時に使える状態になります。
CalDigit TS5の使用感|ケーブル1本で完結する毎日

導入して1週間、いちばん変わったのは「帰宅時の動作」でした。以前は、電源、モニター(HDMI)、SSD、有線LANと、4本ものケーブルを抜き差ししていました。
出かける前の準備に毎回1分ほどかかり、急いでいる日は地味にイライラしていたものです。
それが今では、MacBook AirからThunderboltケーブルを1本抜くだけ。帰宅してパチッと挿せば、27インチのモニターが映り、有線LANがつながり、SSDのバックアップが始まり、本体の充電も始まります。
この「ケーブル1本」の快適さは、一度味わうと元の環境に戻りたくなくなります。
ひとつだけ注意点があります。外付けSSDをつないでいるときは、先に「取り出し」の操作をしてからケーブルを抜いてください。データ破損を防ぐためです。
CalDigitは、すべての外付けドライブを1クリックで取り出せるmacOS用の無料ユーティリティを公式に配布しています。抜く前のひと手間を、ぐっと減らせます。
先日は、友人から急に「映像を見せてほしい」と連絡がありました。MacBook Airをリビングに持っていき、テレビにつながったTS5に挿すだけで、すぐに大画面で再生できました。
リビングに置いてあるのは、TS5と外付けSSDだけです。それでもMacBookを挿せば、即席のシアタールームになります。この柔軟性こそ、ドックの真価だと思います。
CalDigit TS5とTS5 Plusの違い|比較表で自分に合うモデルを選ぶ

ここが、この記事でいちばん大事なポイントです。購入前に公式情報や複数のレビューを調べて、TS5とTS5 Plusを比較しました。
まずは表で、全体像を確認してみましょう。
| 比較項目 |
CalDigit TS5
私が選んだモデル
|
CalDigit TS5 Plus
|
|---|---|---|
| 参考価格(2026年2月15日時点) | 約69,300円 | 約86,900円 |
| 総ポート数 | 15ポート | 20ポート |
| Thunderbolt 5 下流 | 3つ | 2つ |
| USB-C(10Gb/s) | 3つ | 5つ |
| USB-A(10Gb/s) | 1つ(+ USB2.0 x1) | 5つ(全て10Gb/s) |
| 映像出力 | Thunderbolt 5ポート経由 | DisplayPort 2.1 搭載 |
| 有線LAN | 2.5GbE | 10GbE |
| 下流TB給電能力 | 15W | 36W |
| 前面USB-C給電 | 20W | 36W |
| 電源アダプター | 240W | 330W |
| USBコントローラー | シングル | デュアル(高速化) |
| 寸法/重量 | 小型・軽量 | やや大型・重量級 |
| USB-Cホスト対応 | ○(USB-Cのみのパソコン等にも対応) | ×(Thunderbolt/USB4搭載機が前提) |
比較表には「USB-Cホスト対応」という項目があり、TS5は「○」、TS5 Plusは「×」と記載しています。ここでは、その意味を分かりやすく説明します。
「ホスト」とはドックにつなぐパソコン本体のこと
「ホスト」とは、ドックに接続するパソコンやタブレット、スマホ本体のことです。
ここで言う「USB-Cホスト」は、USB-Cポートはあるものの、Thunderbolt/USB4には対応していない機器を指します。USB-Cのみの機器をつなげるかどうかが、2機種の違いです。
なぜこの違いが生まれるのか
TS5とTS5 Plusでは、設計の考え方が異なります。
- TS5 Plus:高い性能を前提にしたフラッグシップモデルです。メーカーの案内では、USB-C(5Gb/s・10Gb/s)のホストは非対応とされています。
- TS5:幅広い機器を想定したバランスモデルです。メーカーの案内では、USB-Cのパソコン、タブレット、スマホにも対応するとされています。
実際に何が変わるのか
TS5 PlusにUSB-Cのみの機器をつないだ場合:
- メーカーが非対応としているため、使えません
- ドックにUSB-C機器をつなぐこと自体は、問題なくできます
TS5にUSB-Cのみの機器をつないだ場合:
- ドックの基本機能を使えます
- 使える機能の範囲は、接続する機器の対応状況によって変わります
- ※有線LANは、ThunderboltホストかPCIe対応のUSB4ホストのみ対応です
MacBook Air M4ならどちらも使える
MacBook Air M4は、Thunderbolt 4に対応しています。そのため、TS5とTS5 Plusのどちらも接続できます。
この項目が決め手になるのは、スマホやタブレット、USB-Cのみのノートパソコンも、同じドックにつなぎたい方です。
まとめ
| 機種 | USB-Cのみの機器 | MacBook Air M4(Thunderbolt 4) |
|---|---|---|
| TS5 | 使える(機能は機器次第) | 使える |
| TS5 Plus | 非対応 | 使える(性能を最大限出すにはThunderbolt 5/USB4 v2が必要) |
現在の環境と将来の計画に合わせて選ぶことが、後悔しない購入のポイントです。
TS5を選んだ理由|Plusとの決め手は3つ

TS5 Plusも、Thunderbolt 4のMacBook Air M4で動作します。ただし、Plusの性能をフルに活かせるのは、Thunderbolt 5またはUSB4 v2に対応したパソコンです。
私がTS5を選んだ決め手は、次の3つです。
- 下流のThunderbolt 5ポートが3つあり、SSDやモニターを増やしやすい
- Plusより約17,600円安く、いまの環境には十分な性能がある
- 小型・軽量で、USB-Cのみの機器にも対応している
この違いを知らないままPlusを選んでいたら、オーバースペックなドックを持て余していたかもしれません。いまの環境に合うTS5を選んで、納得できました。
TS5とTS5 Plusはどっちがおすすめ?タイプ別に紹介

TS5がおすすめな人
TS5 Plusがおすすめな人
この比較から見えてくるのは、「今はAirユーザーだけど、将来はProも検討中」という方にとって、CalDigit TS5がバランスのよい選択肢になりやすいということです。
CalDigit TS5の転送速度と安定性|Thunderbolt 4環境でテスト

気になるのは、実際の転送速度ですよね。MacBook Air M4とOWCのポータブルSSDを使い、TS5経由と直挿しで速度を比べてみました。
私の環境では、ほぼ誤差の範囲内でした。シーケンシャルリード・ライトのどちらも、ドックを経由して速度が落ちた印象はありません。
Thunderbolt 4の40Gbpsという帯域は、10Gbps前後の一般的なポータブルSSDに対して十分な余裕があります。
なお、公式スペックではTS5のThunderboltポートは最大6,200MB/s級の外部ストレージ性能とされています。これはThunderbolt 5対応のホストにつないだ場合の数字です。Thunderbolt 4のMacBook Airでは、パソコン側の上限に合わせた速度になります。
長時間の接続テストも行いましたが、私の環境では、接続が不安定になったり、デバイスが突然認識されなくなったりすることはありませんでした。海外メディアのレビューでも、日常使いで問題は出なかったと評価されています。
ただし、一部のレビューでは、USB-CポートにつないだSSDがまれに認識されないケースも報告されています。ストレージ用途で使うなら、返品可能なショップで購入すると安心です。
CalDigit TS5の対応機種とOS条件|購入前に確認したいポイント
TS5を使うには、パソコン側にも条件があります。公式サイトに記載されている最小システム要件を、かんたんにまとめました。
- Mac:macOS 15以降、Thunderbolt 3以降を搭載したMac
- Windows:Windows 11以降、Thunderbolt 4以降、Intel第12世代以降のプロセッサー
- USB4/USB4 v2のPC:有線LANを使うには、PCIeトンネリングへの対応が必要
- その他:Thunderbolt/USB4対応のiPad、USB-Cのパソコン・タブレット・スマホ
MacBook Air M4は、この条件を満たしています。ただし、macOSのバージョンが古い場合は、先にアップデートしておきましょう。条件は更新されることがあるので、購入前に公式サイトの最新情報もご確認ください。
CalDigit TS5の購入前の注意点|互換性と失敗しないチェックポイント

購入前に、ぜひチェックしておきたい点をまとめます。

これは特に重要です。MacのThunderbolt 3は使えますが(macOS 15以降)、Thunderbolt 3のWindowsノートは、TS5もTS5 Plusも非対応です。お使いのWindows PCが古い場合は、必ずメーカーの対応表を確認してください。
TS5はUSB-CのPC・タブレット・スマホにも対応しています。一方、TS5 PlusはUSB-Cのみの機器には非対応で、Thunderbolt/USB4搭載機が前提です。現在の環境と将来の利用シーンをよく考えて選びましょう。
ファンレス設計のため、負荷がかかると本体は温かくなります。複数のSSDに同時アクセスすると、触れて分かる程度の熱を持ちます。私の環境では、速度が落ちるほどではありませんでした。
接続できるモニターの台数は、Macのチップで決まります。公式情報では、M4搭載Macはデュアルまで、トリプルはM5 Pro以上のMacが対象です。M1〜M3の無印チップは基本1台までです。購入前に、お使いのMacの仕様を確認しましょう。
お使いのPCのThunderbolt/USB-Cバージョンを確認
特にWindows PCの場合、Thunderbolt 3は非対応。Thunderbolt 4以降が必要です。
macOSのバージョンを確認
Macで使う場合は、macOS 15以降が必要です。
TS5とTS5 Plusの違いを理解
USB-C機器を幅広く使いたいならTS5、10GbEやDisplayPort 2.1を活かしたいならTS5 Plus。
必要なディスプレイ出力数を確認
Macはチップで台数が決まります。M4はデュアルまで。3画面以上は、M5 Pro以上のMacやThunderbolt 5対応のWindows PCが対象です。
設置環境の通気性をチェック
ファンレス設計のため、密閉した狭いスペースより通気性の良い場所への設置がおすすめです。
将来的な拡張計画を考慮
外付けSSD、ディスプレイ、周辺機器など、今後増やす予定の機器も含めてポート数を確認しましょう。
安価なドックとCalDigit TS5の違い|使って気づいた3つのこと
正直、購入前は3,000〜8,000円台の安価なドックとも迷いました。でも実際にTS5を使ってみて、「値段の差には理由がある」と感じています。
私が感じた違いは、次の3つです。
- 安定性:モニターのチラつきや、SSDの突然の切断が起きませんでした
- 給電の余裕:重い作業をしながらでも、しっかり充電されました
- 拡張性:ポートが十分あり、機器を増やしても困りません
まず安定性です。安価なハブを使った経験がある方なら、モニターがたまにチラつく、SSDが突然認識されなくなる、外した覚えのない切断通知が来る……そんな経験に心当たりがあるのではないでしょうか。
TS5に切り替えてからは、こうしたトラブルはほとんどなくなりました。モニターは毎回きれいに映り、SSDは挿した瞬間に認識され、4時間のビデオ会議でも接続は切れませんでした。「当たり前のこと」が当たり前にできる。これがCalDigitの強みだと感じます。
次に給電の余裕です。MacBook Airは70W級のアダプターで高速充電に対応しています。一方、安価なハブには30〜65W程度までしか給電できないものも多く、作業中にバッテリーがじわじわ減ることがあります。
TS5のホストポートは、最大140Wまで給電できる仕様です。ノートPCが必要とする分を供給するので、MacBook Airの充電にも十分な余裕があります。
コスト面でも、安価なハブを2〜3年ごとに買い替えるより、TS5を1台長く使ったほうが、トータルで安く済む場合もあります。
CalDigit TS5のデメリット|購入前に知っておきたい正直な評価

良いことばかり書いてきましたが、気になる点もあるので正直にお伝えします。
- 価格が高め:参考価格は約69,300円で、ドックとしては高額な部類です
- 電源アダプターが大きい:本体のコンパクトさに比べて、存在感があります
- モニター台数に上限がある:Macのチップで決まります(M4はデュアルまで)
- 映像端子がない:HDMIやDisplayPortは、変換アダプター(別売)が必要です
- USB-Aポートは少なめ:10Gb/sが1つ、USB 2.0が1つだけです
価格については、「ポートを増やしたいだけ」という軽い目的なら、もっと安い選択肢もあります。TS5は、長く使うことと拡張性を前提にした、ややプロ寄りの製品です。
電源アダプターは、デスク上に置くと少し大きく感じます。ケーブルトレーやデスク下への設置を検討すると、すっきりします。
モニター台数の上限は、TS5ではなくMacの仕様によるものです。どのドックを選んでも変わらないので、事前に把握しておくと安心です。
加えて、USB-CポートにつないだSSDが、まれに認識されないという報告も一部にあります。私自身はまだ経験していませんが、ストレージ用途で使うなら、Thunderbolt対応SSDを選ぶとより安心です。
それでも、「安定性」「給電能力」「将来への拡張性」のバランスを考えると、私にとっては納得のいく選択でした。
CalDigit TS5のよくある質問|Q&Aで疑問を解消

- Q今使っているパソコンがMacBook Air M4(Thunderbolt 3/4)ですが、Thunderbolt 5対応のTS5は使えますか?
- A
はい、お使いいただけます。Thunderbolt 5には下位互換性があるため、Thunderbolt 3や4のパソコンをつないでも、パソコン側の最大速度で動作します。ただし、macOS 15以降が必要です。私もMacBook Air M4(Thunderbolt 4)で毎日使っています。将来Thunderbolt 5対応のMacBook Proに買い替えても、そのまま使い続けられます。
- Qモニターを2台繋ぎたいのですが、TS5で可能ですか?解像度やリフレッシュレートはどのくらい出ますか?
- A
はい、デュアルモニター環境を作れます。M4搭載Macなら、空いているThunderbolt 5ポートに2台つなげます。私も27インチ4Kモニターを2台接続して使っていますが、映像の乱れや遅延は感じていません。解像度やリフレッシュレートの上限は、Macのチップやモニターによって変わります。詳しくはCalDigit公式の対応表をご確認ください。なお、3台以上はM5 Pro以上のMacなどが対象です。
- Q発熱や動作音は気になりませんか?長時間の使用でも安定していますか?
- A
TS5はファンレス設計のため、動作音はしません。複数のSSDに同時アクセスするなど高負荷がかかると本体は温かくなりますが、私の環境では速度が落ちることはなく、1週間連続で使っても安定していました。接続が突然切れるトラブルも起きていません。
- Q付属品には何が入っていますか?また、縦置きはできますか?
- A
パッケージには、本体のほかに、Thunderbolt 5編組ケーブル(1.0m)、240W電源アダプター、電源コード、ゴム足2つが同梱されています。幅わずか42mmのスリムなボディなので、縦置きでデスク上のわずかなスペースにも置けます。もちろん横置きもでき、好みに応じて選べます。
- QTS5経由で外付けSSDが認識されないことはありますか?
- A
私自身の環境では今のところ発生していません。ただ、他のレビューでは、USB-CポートにつないだSSDがまれに認識されない事例が報告されています。多くの場合は、抜き差しすれば復帰するようです。ストレージ用途で導入するなら、念のため返品可能なショップで購入し、実際の相性を確かめておくと安心です。
- Q前世代のTS4とTS5は何が違いますか?
- A
CalDigit公式の比較表では、主に次の点が変わっています。帯域は40Gb/sから80Gb/s(最大120Gb/s)へ、ホスト給電は98Wから140Wへ、Thunderboltポートは3つから4つへ進化しました。一方で、ポート総数は19から15に減り、USB-Aポートも少なくなっています。USB-A機器を多く使う方は、ポート構成を確認してから選びましょう。
- Qファームウェアの更新は必要ですか?
- A
CalDigitの公式サイトで、TS5向けの新しいファームウェアが公開されることがあります。接続が不安定なときや認識に不具合があるときは、まず最新版が出ていないかを確認してみてください。更新の手順や注意点は公式の案内に従いましょう。
まとめ|CalDigit TS5は今と将来をつなぐ賢い選択

CalDigit TS5は、単なる「ポート不足を解消するアイテム」ではありません。今の快適さを手に入れながら、数年先のパソコン買い替えまで見据えられる「未来への投資」になる製品だと感じています。
私のMacBook Air M4は、TS5によって「デスクトップ並みの拡張性」を手に入れました。ケーブル1本で周辺機器がすべてつながる環境は、毎日の作業を確実にラクにしてくれます。

いつかMacBook Proを買う日が来ても、このTS5はそのまま使えるはずです。今はMacBook AirやThunderbolt 4のノートPCを使っていて、将来はより高性能なマシンも考えているなら、ぜひTS5を検討してみてください。
「Proを買ったら、またドックも買い替えなきゃ…」という二重投資を避けられるのは、大きなメリットです。結果的にトータルコストを抑え、快適なデスク環境への近道になると思います。
あなたのMacライフが、この1本のケーブルで、もっと自由に、もっと快適になりますように。
【企業情報】CalDigitはどんな会社?信頼できるメーカーか解説

CalDigit(カルディジット)について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | CalDigit(CalDigit, Inc.) |
| 公式ホームページ | https://www.caldigit.com/jp/ |
| 商品の特徴・長所 | ThunderboltドックやストレージのメーカーとしてMacユーザーに知られ、「TS3 Plus」「TS4」などが代表的な製品。最新のThunderbolt 5にも対応した「TS5」「TS5 Plus」をラインナップしている。 |
| 保証期間 | 2年(TS5の公式スペックより) |
| こんな人におすすめ | デスク周りをすっきり整理したい人、将来のパソコン買い替えを見据えた拡張性を求める人、動画編集や写真加工などで多くの周辺機器を使うクリエイター、安定した接続性を重視するビジネスパーソン。 |
CalDigitは、アメリカ・カリフォルニアに拠点を置くコンピューター周辺機器のメーカーです。公式サイトによると、2006年にクリエイター向けの外付けストレージメーカーとして創業しました。
2011年のThunderbolt登場以降は、Thunderbolt対応製品の開発に力を入れてきました。最初のドッキングステーションは2013年の発売で、現在はクリエイターやプロ向けのドックを中心に展開しています。
アルミユニボディを採用した製品は、Mac本体と並べても自然になじみます。デスク周りをすっきり見せたい方にも、相性のよいメーカーです。
嬉しいポイントは、「ケーブル1本で全てが繋がる手軽さ」と「デスク上がスッキリ整う見た目の清潔感」です。在宅ワークが増えた今、複雑な配線に悩んでいる方や、シンプルで機能的なデスク環境を求めている方にぴったりです。日本向けの公式サイトも用意されているので、初めてドッキングステーションを買う方も情報を探しやすいでしょう。

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