レビュー!ORICO8in1ドッキングステーション作業効率を劇的に変える、一本化の美学

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モニター、外付けHDD、カメラのSDカード、スマホ充電…。現代のデスクワークは、ノートパソコンに次々とケーブルを挿し、また抜く作業の繰り返しです。特にポートが少ないモダンな薄型ノートPCを使う方ほど、この「ケーブル地獄」にうんざりしているのではないでしょうか。

この煩わしさを一気に解決し、デスクをスッキリと整理しながら、パフォーマンスまで上げてくれる救世主。それが、今回レビューするORICO 8 in 1 ドッキングステーションです。たった1本のUSB-Cケーブルをパソコンに接続するだけで、最大8つのデバイスと同時に連結可能。これが「一本化」の持つ力です。

本記事では、実際にこのドッキングステーションを開封し、様々なシーンで検証した体験をもとに、その真価を余すところなくお伝えします。単なるスペックの羅列ではなく、あなたの実際のワークフローがどう変わるのかに焦点を当ててみましょう。

ORICO 8in1ドッキングステーション

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イトー

Haiaoを運営するItoです。灰青色の壁紙の部屋に暮らす、複数サイトを運営しながら年間100記事以上執筆するブロガー。私の愛用するデスク周りのガジェットレビューやがあなたの購入時のお役に立てることを願っております♪
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ORICO 8in1ドッキングステーションの全貌 開封と第一印象

商品が到着した時のパッケージは、シンプルながらも高級感のあるデザイン。

箱を開けると、ドッキングステーション本体がスポンジにしっかりと固定されて収まっています。付属品は、USB-C to USB-C接続ケーブル(約20cm)取扱説明書が同梱されていました。

本体を手に取ると、その質感にまず驚きます。メインの筐体はアルミニウム合金でできており、高級感と放熱性の両方を兼ね備えています。サイズは約11.5cm x 4.5cm x 1.7cmと、スマートフォンよりも少し小さい程度。

決して大きくはありませんが、その小さなボディに詰め込まれたポートの数々を目の当たりにすると、その凝縮感に感嘆せずにはいられません。

前面には、SDカードスロットとTF(microSD)カードスロットが配置されています。カメラやドローンを使う方なら、本体に直接カードを差し込めるこの利便性は計り知れません。

そして、本体の側面と背面を見渡すと、その真価が明らかになります。

ORICO 8 in 1 ドッキングステーション 主要インターフェース

ORICO 8 in 1 ドッキングステーション
主要インターフェース仕様
🖥️
デュアル4K出力
PD 100W給電
🔌
8つの拡張ポート
📸
SD/TF同時対応
インターフェース 仕様・機能 主な使い道
HDMIポート 4K@60Hz 出力対応 ×2ポート デュアルモニター設定、高精細映像出力
USB-Aポート USB 3.0 5Gbps ×2ポート マウス、キーボード、外付けHDD/SSD
USB-Cデータポート USB 3.0 5Gbps ×1ポート 高速外付けSSD、スマートフォン接続
USB-C PD給電ポート PD 100W 対応 ノートPCの急速充電(電源アダプタ別売)
SD/TFカードリーダー USB 3.0、同時読み取り対応 カメラ、ドローンからの写真・動画転送

プロも納得のデュアル4K出力で広がる作業領域

最大の特長の一つが、2つのHDMIポートによるデュアル4K出力です。最近のノートPC、特にUSB-Cポートが1つか2つしかない機種では、これ自体が夢のような機能です。

これを実際に、動画編集作業を想定して試してみました。メインノートPC(Dell XPS)にORICOドッキングステーションを接続し、2台の4Kモニターを接続。簡単な設定で、片方のモニターには編集用のタイムラインを、もう片方にはカラーパネルと素材ブラウザを表示させることに成功しました。これまで一つの画面でごちゃごちゃとウィンドウを切り替えていた作業が、視覚的に整理され、圧倒的に効率化されたのです。スペック上は「4K@60Hz」をサポートしており、動画のプレビューもスムーズで、ストレスを感じることはありませんでした。

ただし一点、重要な注意点があります。このデュアルディスプレイ機能は、macOS(特にMシリーズチップ搭載機)では制限があることが知られています。多くの場合、2つのモニターに「異なる画面を拡張表示する」モード(いわゆる「A+B」モード)はネイティブではサポートされておらず、1つのミラーリング画面としてしか使えないか、サードパーティ製ドライバが必要になる場合があります。Windows PCユーザーとMacユーザーでは、この機能の利便性に差があることは事前に理解しておくべきでしょう。

ORICO 8in1ドッキングステーション

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データ転送と拡張性&速度と柔軟性の両立

次に注目すべきは、その高速なデータ転送能力です。USB-AとUSB-Cのデータポートはいずれも5Gbpsの理論値を誇り、外付けSSDから約1GBの大きな動画ファイルを転送するのに、体感で数秒しかかかりません。これにより、バックアップや大容量ファイルの移動がこれまでと比べて格段に快適になります。

さらに、カードリーダーがUSB 3.0規格で、SDカードとTFカードの同時読み取りに対応している点は、クリエイターにとって見逃せないポイントです。デジタル一眼カメラとドローンのカードを同時に挿し、素材を一気にインポートする作業は、時間節約に直結します。

そして、この製品の最もユニークで革新的な点は、単なるハブではなく、M.2 SSDの外付けケースとしても機能する派生モデル(OM28P等)が存在することです。今回レビューした基本モデルにはこの機能はありませんが、ORICOのラインアップを知る上で重要です。

このモデルでは底面の蓋をドライバーで開け、M.2 NVMeまたはSATA SSDを取り付けることで、最大8TBの超高速ポータブルストレージに早変わりします。付属のヒートシンクとシリコン冷却パッドも同梱され、発熱対策まで考えられているのが印象的でした。ノートPCの内蔵ストレージを簡単に増設できるこの「2-in-1」発想は、ポータビリティと大容量を両立したいユーザーに絶大な支持を得る理由と言えるでしょう。

ORICO 8-in-1 M.2 SSD 外付けケース

\繋ぐだけでなく保存も可能

100W PD急速充電で切れる心配をなくす

モバイルワークの悩みの種は、バッテリー切れです。ORICOドッキングステーションは、USB-C PD(Power Delivery)ポートを備え、最大100Wの給電が可能です。これは最新の高性能ノートパソコンを急速充電できる十分な電力です。

実際に、60W消費するノートPCを使いながら、モニターや周辺機器をすべて接続した状態で給電を試みました。付属のケーブルと対応する高出力ACアダプタ(別売)を使用することで、PCのバッテリーを減らすことなく、全ての機器を安定して動作させることができました。これで、出先での作業中にバッテリー残気をちらちらと確認する「バッテリー不安」から解放され、集中力を切らさずに仕事に没頭できる環境が整います。

実際の使用シナリオで検証!3つのワークスタイル

スペックだけではわからない実用性を、3つの典型的なユーザー像に当てはめて検証してみましょう。

3つのワークスタイル
ドッキングステーションが叶える、あなたの理想の作業環境
1
💼
リモートワーカー/
在宅勤務者

朝、ノートPCをドッキングステーションに接続するだけ。たちまち、大画面モニター2台、有線LAN(※モデルによる)、フルサイズキーボード、マウス、Webカメラ、スピーカーがすべて繋がります。会議ではSDカードから資料を即表示。PCの充電も同時に行われるので、夕方のバッテリー切れは無縁です。

デュアルモニター Web会議最適 同時充電

仕事の終わりは、ケーブル1本を抜くだけ。まさに「ワンプラグ」でデスク環境が完結します。

2
📸
写真家/
動画クリエイター

撮影現場から帰宅後、カメラのSDカードとドローンのTFカードを同時にドッキングステーションに挿入。大容量のRAW画像や4K動画ファイルが、高速ポートを介してSSDにどんどんコピーされていきます。その間、PCは大画面で編集ソフトを開いたまま。

SD/TF同時対応 高速転送 4K編集

データ転送と編集作業の並行処理が、待ち時間を大幅に削減します。M.2 SSD内蔵モデルなら、そのSSD自体が超高速な作業用ストレージになります。

3
📚
マルチタスクを
こなす学生

レポート作成で資料を見ながら文章を書くため、デュアルディスプレイは必須。USBポートにはプリンタやスマホの接続も。勉強中はスマホを横に置いて充電し、時々カードリーダーでスマホの写真をPCに移す。

マルチタスク 複数デバイス 効率学習

🎯一つ一つの作業にケーブルの抜き挿しは不要で、学習のフローを妨げません。

ORICO 8in1ドッキングステーション

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購入前に知っておくべきこと 互換性と注意点

高い汎用性を誇りますが、完璧な製品はありません。購入前に以下の点を確認すれば、後悔することはないでしょう。

互換性と注意点
給電について重要
100W PD充電機能を利用するには、それに対応した十分な出力のUSB-C電源アダプタ(別売)が必要です。付属のケーブルだけでは充電はできません。また、海外のユーザーレビューでは、一部のデバイス(Steam Deckなど)でPD給電使用時に接続が不安定になる報告も稀にあります。これは電力ネゴシエーションの互換性問題と考えられ、使用するPCと電源アダプタの組み合わせによっては発生する可能性があります。
🔌
互換性について
USB-Cポートがデータ通信、ビデオ出力、給電のすべてをサポートする(フル機能のUSB-C)ことをご確認ください。特に古い機種や低価格帯のタブレットなどは、給電専用のポートである可能性があり、その場合は映像出力などが使えません。製品説明にも注意書きがある通りです。
🍎
macOSユーザーへの注意必読
先述の通り、デュアルディスプレイ機能(拡張表示)についてはApple Silicon(M1/M2/M3チップ)搭載Macのネイティブサポートに制限があります。公式仕様としてAppleは、多くのM1/M2 MacBookでは単一の外部ディスプレイのみをネイティブサポートしているとしています。これを超えるマルチディスプレイ構成には、追加のソフトウェアや特定の条件が必要になる場合がほとんどです。
💡 ポイント
購入前に、お使いのMacの型番とOSバージョンで外部ディスプレイ数の制限を確認することを強くお勧めします。

ORICO5in1磁気吸着式カードリーダー&M.2 ハードディスクケースもおススメ!

iPhoneの容量不足、特に4K ProRes動画撮影時のストレージ問題は深刻です。今回紹介しているORICOから発売されている 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケースは、この悩みを解決します。

iPhone ProシリーズでのProRes外部録画の安定性、10Gbpsの超高速データ転送、そしてPD 100W充電を一台で実現するこの多機能ハブを、開封から実機検証、技術的な側面まで徹底レビューします。

【Q&A】よくあるご質問

Q
MacBook(特にM1/M2/M3チップ搭載機)でデュアルモニターは使えますか?
A

注意が必要です。Apple Silicon搭載のMacは、多くのモデルでネイティブでは1台の外部モニターのみをサポートしています。ORICOドッキングステーションに2台のモニターを接続した場合、どちらも同じ画面が映る「ミラーリング」になる可能性が高いです。2つの独立した画面として使用する(拡張表示)には、DisplayLinkテクノロジー対応の特別なモデルや、サードパーティ製ドライバの導入が必要になる場合があります。購入前に、ご自身のMacモデルが公式にサポートする外部ディスプレイ台数を必ずご確認ください。

Q
100W充電機能を使うには、何が必要ですか?
A

ドッキングステーション本体だけでは給電はできません。この機能を利用するには、100W以上の出力に対応したUSB-C PD電源アダプタと、電力データを正しく伝えられる品質の高いUSB-Cケーブルの両方を別途ご用意する必要があります。付属のケーブルはデータ転送用ですので、充電には適切な別売品の使用をお勧めします。

Q
ゲームや動画編集で4K 60Hzの出力は安定しますか?
A

はい、理論上は安定した出力が可能です。HDMIポートはHDMI 2.0規格に準拠しており、4K解像度で最大60Hzのリフレッシュレートをサポートします。これはスムーズな動画再生や、一般的なPCゲームに十分なスペックです。ただし、超高リフレッシュレート(120Hz以上)を必要とするFPSゲームや、特別な色深度(HDRなど)を多用するプロフェッショナルな映像作業では、より上位規格の専用機器の検討をお勧めします。

Q
USB-Aポートが2つしかないのですが、マウス、キーボード、外付けHDDを同時に使いたいです。
A

その場合は、USB-Aポートの一つに有線または無線のUSBハブを追加接続するのが現実的です。ORICOドッキングステーションのUSBポートは5Gbpsの高速通信に対応しているため、ハブを介してマウスやキーボードなどを接続しても、通常の使用ではパフォーマンスの低下を感じることはほとんどありません。これで、接続可能な機器数を柔軟に増やすことができます。

Q
「M.2 SSDを内蔵できる」と記事にありましたが、これは全てのモデルで可能ですか?
A

いいえ、この機能は特定の派生モデルに限られます。 今回レビューした基本の8 in 1モデルにはSSD内蔵機能はありません。底面の蓋を開けてM.2 SSDを取り付けられるモデル(例:OM28Pシリーズなど)は、製品名や仕様に「M.2 Enclosure」や「SSD Docking」などの明確な表記があります。購入時は、商品タイトルと詳細仕様を必ずご確認の上、必要な機能を持つモデルをお選びください。

まとめ ORICO 8 in 1がもたらす本当の価値

ORICO 8 in 1 ドッキングステーションを数日間使い込んでの結論は、「デスクの労働環境を根本から改善する投資」 に値する製品だということです。

その価値は、単にポートが増えること以上に、物理的・心理的負荷を減らす点にあります。絡み合うケーブルの整理に費やす時間、抜き挿しの手間、ポート不足によるストレス、バッテリー切れへの心配——これらの小さな「摩擦」が消えることで、本来の作業そのものに集中できる余地が生まれます。

映像出力、データ転送、充電、拡張性。どの機能も中途半端ではなく、現在のモバイルワークに必要な水準をしっかりと満たしています。特に、増え続けるデジタルデバイスを「一本化」して管理したいと考えるすべてのユーザーに、強くお勧めできる一品です。あなたのデスクが、単なる机から、創造性と生産性が最大化される「ワークステーション」に生まれ変わる第一歩となるでしょう。

ORICO 8in1ドッキングステーション

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ORICO(オリコ)ドッキングステーションのメーカー情報

Shenzhen ORICO Technologies Co., Ltd.
🇨🇳 中国・深圳
📅 設立 2009年
🏢 日本正規代理店: HONEST
特徴・長所
  • 高いコストパフォーマンス

    大手ブランドと比べて低価格で、多彩なポートを提供する。

  • 多様な製品ラインナップ

    ドッキングステーションだけでなく、SSDケース、USBハブ、電源タップなど、PC周辺機器を幅広く展開。

  • 最新技術への対応

    Thunderbolt 4ドックなど、高速で高機能な製品も開発・販売している。

  • アルミニウム筐体の採用

    多くの製品で放熱性と高級感のあるアルミニウム合金が使われている。

  • 幅広い互換性

    Windows、macOSなど複数のOSに対応したモデルが多い。

日本語表記
ORICO (オリコ)
正式企業名
Shenzhen ORICO Technologies Co., Ltd.
本社所在地
中国広東省深圳市
設立
2009年
日本正規代理店
株式会社HONEST
公式サイト
👥 こんな方におすすめ
💰
コスパ重視の方

予算を抑えつつ、必要なポート数を確保したい人。

🖥️
デスク環境を整理したい方

自宅やオフィスのデスク周りをシンプルに整理したい人。

💻
MacBookユーザー

MacBookなどポートの少ない最新ノートPCを、手軽に拡張したい人。

📝
日常的な作業がメインの方

事務作業やウェブ閲覧、軽い動画編集をメインにする人。

ORICO Technologies手軽にパソコンを拡張する、中国発の周辺機器ブランド

ORICO(オリコ)は、2009年に中国のハイテク都市「深圳」で創業した、PCやスマートフォン向けの周辺機器メーカーです。その名の通り、USB接続を中心とした「テクノロジー」で、人々のデジタルライフをより便利にする製品を世界中に提供しています。

最大の特徴は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。日本の大手ブランドと比較して、同様の機能を持つ製品を50%から70%程度の価格で提供できるのは、深圳という生産拠点の強みと、余分な中間コストを省いた直販モデルによるところが大きいです。具体的には、ドッキングステーションの他、外付けHDD/SSDケース、USBハブ、電源タップなど、デスクまわりをスッキリ整理できるグッズを多数ラインナップしています。デザイン面では、放熱性と質感の両立を図ったアルミニウム合金の筐体を多くの製品に採用している点も見逃せません。

日本では株式会社HONESTが正規代理店となり、Amazonや楽天市場などの主要オンラインショップで購入することができます。価格重視で必要な機能を手に入れたい方や、最新のMacBookなどポートの少ないPCを拡張したい方にとって、非常に選択肢となり得るブランドと言えるでしょう。

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