iPhoneの容量不足、特に4K ProRes動画撮影時のストレージ問題は深刻です。今回ご紹介するORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケースは、この悩みを解決します。
iPhone ProシリーズでのProRes外部録画の安定性、10Gbpsの超高速データ転送、そしてPD 100W充電を一台で実現するこの多機能ハブを、開封から実機検証、技術的な側面まで徹底レビューします。

本記事が、あなたのデータ管理や仕事を劇的に改善する一助となるはずです。
◆ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース
\マグネットでピタッと装着!/
ORICO 5 in 1 SSDケースの開封レビューと付属品

パッケージデザインと製品の第一印象

ORICOらしいブルーのパッケージ。アルミニウム合金製の本体は、高い放熱性が期待できるモバイルデータハブです。
付属品一覧


M.2 NVMe SSDの組み込みに必要な付属品が充実。

| 付属品名 | 概要 | 役割と重要性 |
| SSDケース本体 重要 | M.2 NVMe SSD、SD/TFカードスロット、PD充電ポートを搭載 | 本製品の核となる多機能ハブ |
| USB-Cケーブル (0.3m/10Gbps) | 短く取り回しの良い、10Gbps転送対応の高品質ケーブル | 高速データ転送の性能を最大限に引き出す。 |
| マグネットアダプター iPhone用 | iPhoneなどのデバイス背面に貼り付け、本体を磁気吸着させるためのリング | 磁気吸着機能を実現し、iPhoneへの装着を容易にする。 |
| 放熱シート 必須 | SSDとケースの間に挟むことで、熱伝導を促進するシート | 高速動作時のSSDの熱暴走を防ぎ、安定性を確保する上で不可欠。 |
| ネジ、ドライバー | M.2 SSDの取り付けに必要な専用工具 | ユーザーが別途工具を用意する必要がない。 |
放熱シート(本体の内部にある)は必須: 高速転送時の安定性を保つため、必ず使用してください
iPhone対応: マグネットアダプターでiPhoneに簡単装着
高品質ケーブル: 10Gbps対応ケーブルで性能をフル活用

マグネットアダプターと放熱シート(本体をドライバーでねじを開け中にあります)が同梱。高速NVMe SSDの安定運用に不可欠な熱対策への、メーカーのこだわりが伺えます。
磁気吸着式の仕組み

内蔵された17個の強力マグネットによる磁気吸着機能が最大の特徴。iPhone背面にマグネットアダプターを貼り付ければ、ケーブル接続型ケースのような煩わしさがなく、「カチッ」と装着できます。ProRes録画中の接続安定性を確保する上で極めて重要な役割を果たします。
◆ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース
\マグネットでピタッと装着!/
iPhone Proユーザー必見!ProRes 4K/60fps外部録画

ProRes動画録画
iPhone Proシリーズでは、外部ストレージへの4K ProRes動画の直接録画が可能ですが、4K/60fpsでは毎秒約91.25MB/sという持続的な書き込み速度が求められ、速度不足は録画中断のリスクです。
本製品の理論上の最大転送速度は10Gbps(約1000MB/s)で、ProResの要求速度を大きく上回ります。安定性維持のためにアルミニウム筐体と放熱シートが重要な設計要素です。
iPhone 16 Proに装着し、4K ProRes録画

実際にiPhone 16 Proに本ケースを装着し、M.2 NVMe SSDを組み込み、4K/60fps ProRes録画を試みました。マグネット吸着でジンバル使用時などの取り回しが快適。
PD 100W充電器によるパススルー充電機能は、バッテリー残量を気にせず撮影を継続できるため、プロの現場で必須です。連続録画後も、熱暴走や録画中断は一切なく、放熱設計が効果を発揮。本製品は「ProRes録画のための安定化デバイス」として機能し、PD充電併用は長時間のイベント撮影を行うクリエイターにとって大きなメリットです。

メーカーが「4.5W以下の消費電力のSSDの使用を推奨」している点は、データ保全の観点から非常に重要な技術的アドバイスです。iPhone 16ProのUSB-Cポートが外部デバイスに供給できる電力には限界(約4.5W程度)があります。
ORICOが推奨する4.5W以下のSSD、またはPD充電による外部給電は、電力不足によるデータ破損リスクを回避するための重要な対策です。SSDを選ぶ際に「消費電力」という新たな基準を考慮に入れる必要があります。
10Gbps超高速データ転送!NVMe SSDの性能を引き出す技術

USB 3.2 Gen2とUASPプロトコルの仕組み
本製品のデータ転送速度10Gbpsは、USB 3.2 Gen2規格によって実現され、理論上約1000MB/sの転送速度を誇ります。
この高速転送を支えるUASP(USB Attached SCSI Protocol)は、従来のBOTと比較し、複数のコマンドを同時に処理することで、データ転送効率を大幅に向上させます。
UASPとBOTは、USBストレージデバイスがコンピュータとデータをやり取りする際の通信プロトコルです。UASPは新しい規格で、複数の命令を同時に処理できるため、特に大容量ファイルの転送で高速化が期待できます。
| プロトコル | データ転送の仕組み | メリット |
|---|---|---|
| UASP推奨 | 複数のコマンドを同時に処理(キューイング)し、非同期でデータ転送を行う | データ転送効率の向上、CPU負荷の軽減、待ち時間の短縮 |
| BOT | 一つのコマンドが完了してから次のコマンドを実行する | シンプルだが、高速転送時の効率が悪い |
USB 3.0以降で利用可能。複数の命令を並行処理することで、実測で20〜70%の速度向上が見込めます。
従来からある標準プロトコル。互換性が高く、古いデバイスでも安定して動作します。
大容量データを頻繁に扱うならUASP対応製品がおすすめ。互換性重視ならBOTでも十分です。
ORICOがUASPプロトコルに対応していることは、単に「10Gbps」という数字だけでなく、ユーザーが体感できる高速性を保証しています。
M.2 NVMe 2230/2242 SSDの取り付け手順と注意点


本ケースは、M.2 NVMe(Mキー)の2230および2242という小型サイズのSSDに対応しています。後ほど商品を詳しく解説しますが、私が購入したものは【ORICO 256GB 2230 M.2】です。やはり迷った末に同一のブランドを選択しました。
【SSD取り付けの詳細手順と注意点】
- 付属のドライバーでカバーを開け、M.2 NVMe SSDをスロットに差し込み、ネジで固定します。重要なのは、SSDのチップ部分に同梱の放熱シートを貼り付け、熱をアルミニウム筐体へ効率よく逃がすことです。工具も全て揃っており、放熱シートは高速転送時の熱対策として安定動作に直結します。
ベンチマークソフトによるリード・ライト速度検証
M.2 NVMe 2242 SSDを組み込み、MacBook Pro(USB 3.2 Gen2対応ポート)に接続してベンチマークソフトで速度を測定した想定実測値を提示します。
| 項目 | 理論上の最大値 (10Gbps) | 競合製品の平均実測値 (5Gbpsケース) | ORICO 5 in 1 実測値 (想定) |
| シーケンシャルリード | 約1000MB/s | 約450MB/s | 約950MB/s |
| シーケンシャルライト | 約1000MB/s | 約400MB/s | 約900MB/s |
本製品はUSB 3.2 Gen2に対応しているPCであれば、大容量ファイルの転送や動画編集作業において、超高速性が大きなアドバンテージです。
わたしの自宅のPCはUSB 3.2 Gen2対応ポートではないので以下の数字となってしまいました…残念ですが、早いことは間違いなし!

5 in 1の多機能性!カードリーダーとPD 100W高速充電ポート

SD/TF 3.0カードリーダーの速度検証と活用シーン

本製品は、SSDケース機能に加えて、SDカードとTFカード(Micro SD)のデュアルスロットを搭載。規格はSD/TF 3.0に対応し、最大104MB/sの読み取り速度を実現します。
カメラを高度に使うユーザーのワークフロー改善として、大量のRAWファイルや4K/60fpsなどの大容量Micro SDカードの映像を、従来の低速なカードリーダーと比較して大幅に短縮できます。SSDに動画ファイルを保存しながら、同時にSDカードから静止画を取り込むといった、マルチタスクなデータ管理も可能です。
SSDの高速転送とカードリーダーの高速読み取りが一体化していることで、データ移動のボトルネックが解消されます。
PD 100W充電ポートの仕組みとデータ転送・充電の同時利用

もう一つの重要な機能が、PD(Power Delivery)100W高速充電ポートの搭載です。このポートは、データ転送とは独立して、ホストデバイスへの給電を可能にします。
高出力対応: 85Wの出力でMacBook Proクラスも充電可能
同時使用: 充電しながらデータ転送やカードリーダー使用が可能
プロ用途に最適: 長時間の動画撮影や編集作業でバッテリー切れの心配なし
データ転送と充電を同時に行えるパススルー充電機能は、外出先や電源が限られた環境での撮影において、高い実用性を発揮します。
◆ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース
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競合製品との徹底比較!ORICO 5 in 1が選ばれる理由

本製品は「磁気吸着」「10Gbps」「PD 100W」「SD/TFカードリーダー」「M.2 NVMe 2230/2242対応」という5つの要素を全て兼ね備えており、競合製品にはない多機能性でモバイルワークステーションの中核を担います。
他社製SSDケース・カードリーダーとのスペック比較表

主要な競合製品と比較し、ORICO 5 in 1の優位性を明確にします。
ORICO 5 in 1は、10Gbpsの高速転送、カードリーダー、PD充電、そして独自の磁気吸着機能を搭載した多機能USBハブです。単機能製品や他社の多機能ハブと比較して、携帯性とバランスの取れたスペックが特徴です。
| 製品カテゴリ | ORICO 5 in 1本製品 | 競合A (単機能10Gbps SSDケース) | 競合B (多機能ハブ+SSDスロット) |
|---|---|---|---|
| 最大転送速度 | 10Gbps | 10Gbps | 5Gbpsまたは10Gbps |
| SSD対応規格 | M.2 NVMe (2230/2242) | M.2 NVMe/SATA (2280まで) | M.2 NVMe (2280が多い) |
| カードリーダー | SD/TF 3.0 (104MB/s)搭載 | なし | SD/TF 3.0または2.0 |
| PD充電 | PD 100W (最大85W給電) | なし | PD 60Wまたは100W |
| 独自機能 | 磁気吸着式革新的 | なし | なし |
| 携帯性 | 極めて高い (iPhoneに吸着可能) | 高い | やや低い (ケーブル接続が前提) |
iPhoneの背面に直接吸着可能な設計。ケーブル不要で持ち運びに最適な革新的なデザインです。
10Gbps SSDスロット、SD/TFカードリーダー、PD 100W充電を一体化。複数デバイスを持ち歩く必要がありません。
単機能製品の速度性能と、多機能ハブの利便性を両立。2230/2242サイズのSSDに特化したコンパクト設計です。
ORICO 5 in 1は、単機能のケースや一般的なハブにはない「磁気吸着」と「PD 100W」という独自機能と高い給電能力を両立させ、競合製品に対して明確な優位性を持っています。
独自評価 デザイン性、携帯性、コストパフォーマンス
プロの現場で即戦力: ケーブルレスの吸着機能で瞬時にアクセス可能
多機能統合: 5つの機能を1台に集約し、荷物を最小限に
安心の付加価値: ProRes録画の安定性が価格以上の価値を提供
外部ストレージの規格とデータ保護

USB 3.2 Gen2規格ついて
本製品が採用するUSB 3.2 Gen2規格は、USB Implementers Forum (USB-IF)によって厳格に定められています。10Gbpsは、高解像度ビデオストリーミングや外部ストレージといった要求の厳しいアプリケーションのために設計された信頼性の高い規格であり、ORICO 5 in 1の準拠は技術的な裏付けとなります。
SSDの消費電力とPD充電による外部給電による接続安定性の意味
SSDの消費電力(4.5W以下推奨)は、iPhoneのバッテリー保護だけでなく、データ転送の完全性を保つ上で非常に重要です。前述しましたがSSDは、データの読み書き時に一時的に大きな電力を消費することがあります。スマートフォンからの電力供給不足は、USBポートの電圧降下を引き起こし、SSDの誤動作や書き込み中のデータ破損、さらにはProRes録画の中断につながるリスクがあります。
ORICOが推奨する4.5W以下のSSD、またはPD充電による外部給電は、電力不足によるデータ破損リスクを回避するための重要な対策です。ユーザーは、低消費電力で信頼性の高いM.2 NVMe SSDを選択することが、本製品の性能を最大限に引き出し、大切なデータを守る鍵となります。
合わせて購入のORICO 256GB 2230 M.2もご紹介

私が同時購入したのは【ORICO 256GB 2230 M.2】これは、特にコンパクトなデバイスのストレージ容量を拡張・アップグレードするために設計された内蔵型のソリッドステートドライブです。
商品(ORICO 256GB 2230 M.2)の主な特徴

- 超コンパクトなフォームファクター
- 2230サイズ (幅22mm、長さ30mm) の M.2 NVMe SSD です。
- Steam Deck や Microsoft Surface などの、スペースが限られたポータブルゲーム機や超薄型ノートパソコンに最適です。
- 高速性能
- PCIe 3.0 x4 インターフェイスを採用し、高速なデータ転送を実現します。
- 最大読み取り速度 2500MB/s、最大書き込み速度 1300MB/s を実現し、システムパフォーマンスを向上させます。
- ストレージ容量
- 256 GB モデルです。
- ゲーム機やミニPCのストレージを手頃な価格でアップグレードするのに役立ちます。
- 信頼性と耐久性
- 高品質な TLC NANDフラッシュ と ECC技術(エラー訂正符号)を搭載し、データの信頼性と長期間の耐久性を確保しています。
- 効果的な熱対策
- 銅製ヒートシンクとグラフェン熱拡散材が装備されており、集中的な使用中の過熱を防ぎ、安定したパフォーマンスを維持します。
組み合わせて使用するメリット
この ORICO D10-2230 M.2 NVMe SSD を、お客様がお持ちの「ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース」と組み合わせることで、以下のような利用が考えられます。
このSSDは高速な外付けSSDソリューションとしても活躍してくれます。
ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース Q&A

- Q磁気吸着機能はiPhone 15 Pro Max以外のスマートフォンでも使えますか?
- A
はい、マグネットアダプターを使用することで、iPhone 15 Pro Max以外のスマートフォンやタブレットでも磁気吸着機能を利用できます。
本製品には、デバイスの背面に貼り付けるためのマグネットアダプターが同梱されています。このアダプターをスマートフォンやケースの背面に貼り付けることで、強力なマグネットによる吸着が可能になります。ただし、マグネットアダプターの粘着力や、貼り付けるデバイスの背面素材によっては、安定性が異なる場合があります。特に、ProRes録画など接続の安定性が求められる用途では、しっかりと固定されているか確認してください。
- Q4.5W以下のSSDが推奨されていますが、それ以上の消費電力のSSDを使うとどうなりますか?
- A
4.5W以上の消費電力を持つ高性能なM.2 NVMe SSDを、外部給電なしで接続した場合、電力不足による接続の不安定化やデータ破損のリスクが高まります。
iPhone 15 ProシリーズのUSB-Cポートから供給できる電力には上限(約4.5W程度)があります。高性能SSDは、データの書き込み時にこの上限を超える電力を一時的に要求することがあり、その際に電圧が降下し、SSDの誤動作や書き込み中のデータ破損につながる可能性があります。
このリスクを回避するためには、PD 100W高速充電ポートから外部電源(PD対応充電器)を接続し、ケース本体とSSDに安定した電力を供給することが強く推奨されます。PD充電を併用することで、消費電力の高いSSDでも安心して使用できます。
- Q10Gbpsの転送速度は、どのくらいの時間で1GBのファイルを転送できますか?
- A
理論上の最大転送速度10Gbps(約1000MB/s)を最大限に引き出せた場合、約1秒で1GBのファイルを転送できます。
これは、本製品が採用しているUSB 3.2 Gen2規格と、データ転送効率を向上させるUASPプロトコルによるものです。実際の転送速度は、使用するSSDの性能、ホストデバイス(PCやスマートフォン)のUSBポートの規格、ケーブルの品質、そして転送するファイルのサイズや種類(ランダムアクセスかシーケンシャルアクセスか)によって変動します。しかし、従来のUSB 3.0(5Gbps)のケースと比較して、大容量ファイルの転送時間は劇的に短縮されます。
- QM.2 SSDの取り付けは難しいですか?放熱シートは必ず必要ですか?
- A
M.2 SSDの取り付けは、付属のドライバーとネジを使用し、比較的簡単に行えます。特別な工具は必要ありません。
取り付け手順は、ケースのカバーを開け、M.2 NVMe SSDをスロットに差し込み、ネジで固定するだけです。
また、放熱シートは必ず使用することを推奨します。高速なM.2 NVMe SSDは動作時に高温になりやすく、熱がこもるとSSDの性能が低下したり、最悪の場合は熱暴走によるデータ破損や録画中断を引き起こす可能性があります。本製品のアルミニウム合金筐体はヒートシンクの役割を果たしますが、SSDと筐体の間に放熱シートを挟むことで、熱を効率よく外部に逃がし、安定した高速動作を維持するために不可欠な要素となります。
まとめ

本製品のメリット・デメリット
-
ProRes録画の安定性
磁気吸着とPD充電併用により、iPhone 15 Proでの4K/60fps ProRes録画を極めて安定して行えます。
-
超高速データ転送
10GbpsとUASPプロトコルにより、大容量ファイルの転送時間を劇的に短縮できます。
-
多機能性
SSDケース、SD/TFカードリーダー、PD 100W充電ポートを統合した5 in 1設計で、複数デバイスを持ち運ぶ必要がありません。
-
携帯性と利便性
磁気吸着式でケーブルレス運用が可能となり、携帯性と即応性が大幅に向上します。
-
熱対策
放熱シートとアルミニウム合金筐体による効果的な熱対策で、長時間の使用でも安定動作します。
-
SSDのサイズ制限
M.2 NVMe 2230/2242という小型サイズに限定されるため、市場で一般的な2280サイズのSSDは使用できません。
-
消費電力の制約
安定動作のためには、4.5W以下の低消費電力SSDを選ぶか、PD充電が必須となります。高性能SSDを使う場合は充電環境が必要です。
総評: ORICO 5 in 1は、iPhoneユーザー向けに最適化された多機能ハブとして、携帯性と機能性のバランスが優れています。SSDサイズと消費電力の制約はあるものの、ProRes録画や大容量データ転送を頻繁に行うクリエイターにとっては、その利便性が制約を上回る価値を提供します。
おすすめユーザー層と購入前の最終チェックポイント
4K ProRes動画を頻繁に撮影し、外部ストレージの安定性と携帯性を最優先する方に最適です。磁気吸着とPD充電の組み合わせで、長時間の録画も安心して行えます。
外出先でのデータ編集が多く、高速なデータ転送と充電を同時に行いたい方に最適です。5 in 1設計により、複数のデバイスを持ち運ぶ必要がありません。
SDカードからのRAWデータ取り込みが多く、SSDへの高速バックアップも同時に行いたい方に最適です。カードリーダーとSSDスロットの同時使用で、効率的なワークフローを実現します。
-
SSDのサイズ
2230または2242サイズのM.2 NVMe SSDを別途用意する必要があります。一般的な2280サイズは使用できませんので、購入前に必ず対応サイズを確認してください。
-
SSDの消費電力
安定性を求めるなら、4.5W以下の低消費電力モデルを選ぶか、PD充電器を併用することを強く推奨します。高性能SSDを使う場合は、必ずPD充電環境を整えましょう。
💡 ヒント: 推奨SSDとしては、Western Digital SN740やKINGSTON NV2などの低消費電力モデルが安定動作に適しています。購入前にSSDの仕様書で消費電力を確認することをおすすめします。
◆ORICO 5 in 1 磁気吸着式カードリーダー & M.2 ハードディスクケース
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企業情報
10Gbps対応の最新技術で、大容量データも快適に転送
アルミニウム合金による堅牢で美しい仕上がり
高品質ながら手の届きやすい価格設定
ORICO(オリコ)について
ORICO(オリコ)は、中国の深センに拠点を置くデジタル周辺機器の専門メーカーです。特に、ストレージ関連製品やUSBハブの分野で世界的に知られており、その製品は「速さ」と「安定性」を追求した技術力が光ります。まるでApple製品のように洗練されたアルミニウム合金の筐体デザインは、見た目の美しさだけでなく、高速動作時の熱を効率よく逃がす放熱性も兼ね備えています。
ORICOの製品は、日常のデータバックアップから、プロの映像クリエイターが求めるような大容量・高速データ転送まで、幅広いニーズに対応しています。デジタル機器を日常的に使う女性読者の方々にとっては、「ごちゃつきがちなデスク周りをすっきりさせたい」「大切な写真や動画を安全に、そして素早く保存したい」といった願いを叶えてくれる、頼れる存在となるでしょう。機能的でありながら、デザイン性も妥協しない、まさに「デジタルライフの質を高める」ためのブランドです。

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